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本書は06・07年とフル参戦したが08年シーズン途中で活動休止となった鈴木亜久里のF1チームのドキュメントである。 本書によるとF1GP参戦には58億円の供託金と年間100億円ほどの活動資金が必要だという。誰が考えてもビジネスとして成立させることは極めて困難であろう。まずは組織運営の失敗を学ぼうという「失敗学」の観点から本書を手に取ったが、彼の強烈な夢とロマンがあらゆるビジネス上の困難を貫いた2年半の大冒険が描かれていた。賞賛すべき活動であった。 亜久里とともにF1を去っている佐藤琢磨選手のグランプリシーンへの復帰を切に願う。 本書には、チャンピオンクラスのF1ドライバーでもなければ、チームにとっては誰が乗っても同じ、ドライバーについてくるエンジンやスポンサー資金のほうが重要だと書いてある。佐藤選手は01年イギリスF3選手権のチャンピオンであり、なんとあのマカオグランプリも制しているが